1.0b5 (2002/12/13)
新機能
- RDocドキュメントを整備。
- エラーページを導入。プログラム中に例外が発生すると
エラー原因とスタックトレースを表示する。
- 拡張エレメント、拡張コンポーネントのためのディレクトリを用意した。
このディレクトリにあるファイルはエレメント(コンポーネント)生成時に
検索されるので、requireする必要がない。
$LOAD_PATH/cgikit/elements: | 拡張エレメント
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$LOAD_PATH/cgikit/components: | 拡張コンポーネント
|
- エレメントの属性をチェックするようにした。属性チェックを回避するには、
CKApplication#attributes_checkをfalseにする。
- 今まで分割していたファイルを1つに統合。 Ruby
1.6系において、分割時よりもパフォーマンスが多少上がる。
- サンプルに"ErrorScreen"を追加。
新規API
修正点
- CKBrowserとCKPopUpButtonのitem属性を削除。
- エラーページのクラス名をCKExceptionPageからCKErrorPageに変更。
- CKConditionalにて、内容を表示するしないに関わらずHTMLを解析する問題を修正。
- CKPopUpButtonとCKBrowserのselected属性の名前をselectionに変更。
- CKStringにて、escape属性がtrueのときにvalue属性がnilだとエラーになる問題を修正。
- CKRequest#fromの戻り値をHTTPヘッダー"HTTP_FROM'に修正。
- CKFormのenctype属性に"POST,GET,HEAD"以外の値を入れると、自動的にPOSTになるよう修正。
- CKCookieManagerクラスを削除。
- CKURL#url()にて、クエリ文字列に追加する属性 "master_locale"
のキー名を修正。
1.0b4 (2002/10/17)
バグ修正とコードのリファクタリング。
- コンポーネントを読み込むパスをCKApplication#pathからCKApplication#component_pathに変更。
- コンポーネントのインスタンス変数を文字列化するCKURL#_parseを削除。
これに伴い、CKComponent#fetch、_fetch_from_requestも削除した。
- HTMLパーザが繰り返し解析をするとき、文字列の一部がカットされてしまう問題を修正。
- CKCheckboxにvalue属性が設定されていなくてもHTML表示時にvalue属性を表示するのを修正。
- CKApplication#baseurl(旧application)を設定しなくてもCKFormが動作するよう修正。
設定されていないと環境変数SCRIPT_NAMEをフォームのaction属性に使う。
- CKTextのvalue属性が反映されない問題を修正。
- CKImageの画像検索パスにCKApplication#baseurlを追加。
CKApplication#resourceが設定されていないときに参照される。
- CKStringのescape属性にtrueを設定しても反映されない問題を修正。
- CKApplicationにオブジェクト属性を追加。
path: | ファイルシステム上のプログラムのパス。
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component_path: | コンポーネントのあるディレクトリ。
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baseurl: | Webサーバのドキュメントルートから見たURL
(application属性から名称を変更)。
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name: | 拡張子を除いたプログラム名。
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- バインディングファイルにて、''でも文字列になるよう変更。
- バインディンクファイルにてコメントを可能にした。
#から行末までコメントとみなす。
- HTMLファイルにて、空要素タグ <cgikit/> をサポート。
- 例外クラスCKErrorを定義。
- クッキークラスCKCookieを定義。
- エスケープ及びその他CGIに関係するメソッドをCKUtilitiesクラスに移動。
- 一般的なRubyのコーディングスタイルに従ってメソッド名を変更。
- CKBinding、CKDefinitionの唯一のインスタンスメソッドをクラスメソッドに変更。
- サンプルに"Cookie Counter"と"Request Shower"を追加。
1.0b3 (2002/10/9)
アプリケーション、エレメントの初期化ロジックを変更。
1.0b2 (2002/9/13)
一部コードの修正。
- RDocに向けてコメントを修正。
- "autoload" の使用を中止。
- グローバル変数 $CKApp の削除。
- デフォルトのアプリケーションパスを Dir.pwd に変更。
1.0b (2002/9/3)
CGIKit公開。